題名の通り、ダイアリーノートでは最後の更新となります。
昨年まではこちらのほうを続けていこうと思いましたが、
今月で大学を卒業するという節目の年になるので心機一転で新しいブログへ
更新を移行したいと思ってます。

いつもマイペースな更新ばかりでしたが、見て下さった皆さん本当に有難うございました!
相互リンクをしてくれた皆さん、本当に有難うございました!
いつも皆さんのブログをみて、元気をもらってました。
新しいブログに更新を移行するのですが、もし良かったらまた見に来てやって下さい。

URL
http://blog.livedoor.jp/waterandrainbow/


このダイアリーノートは、高校の時に始めました。
高校三年間、大学四年間という学生時代の思い出がたくさん詰まってます。
なので退会はせず、このまま残しておこうと思います。
相互リンクをして下さってる皆さんのブログも、移行後も読んでいきたいと思っています。

いよいよ大学を卒業し、4月からは新社会人になります。
社会人になって、もし初心に戻りたい気持ちになった時は、
このダイアリーノートを読み返したいと思います。
そして皆さんのブログから元気を分けてもらいたいなと思ってます。

今までブログを読んでくださって、本当にありがとうございました。
気が向いた時は移行した自分のブログを読んでもらえると嬉しいです。

皆さん…これからも元気で頑張ってください!!
それでは…

お久しぶりに

2008年11月23日 趣味
お久しぶりに来てみたら、感じがガラッと変わっていてびっくりしました(笑)

過去の日記を見て気付いたんですが・・・ダイアリーノートを始めてもう5年経ってました。

始めたのは、高校1年生の時。
確か友達に教えてもらってからだと思います。
あれから5年・・・もう大学4年生になりました。
この5年間たくさんのことがあったなぁってダイアリーノートを見る度に思い出します。

最近はあまり日記を書くことは少なくなったけど、これからもブログを始めるきっかけになったこのダイアリーノートに日記を書き続けていきたいと思ってます。


何回か話題にしていた就職活動ですが、9月に終了することができました。
結果的に頂いた内定は3つでした。
勤務地はそれぞれが別々で、九州全域、東京、熊本の企業から内定を頂くことができました。
最終的に地元である熊本の企業さんに就職することを決めました。
最後の最後で車関係の企業から内定を頂くことができ、自分でも驚いていて、今でも内定をもらえたことが信じられません。
ディーラーとは違う営業ですが、精一杯頑張ってみようと思ってます。


あと、最近は友達と計画して何かを制作してます。
まぁ、圧倒的に自分の方が進行激おそですが(汗
このことについてはそのうち書けたらいいなって思ってます。


マイペースな更新ですが、これからもよろしくお願いします(^^)

時をかける少女

2008年8月17日
最近、「時をかける少女」というアニメーション映画のブルーレイディスク版を買った。

すんごく映像も綺麗だし、音もクリアだった!
でもそれ以上に何だか戻れない懐かしい夏の日を思い出したような感じがした。

永遠に変わらないものなんてないけれど、楽しい時間は変わらないで欲しいって思う。
それをすごく感じれる作品だと思う。

この映画と出会ったのは、うちの兄貴に勧められたからですが、最初に観た時はとても衝撃をうけました。
タイムリープ・・・そんな便利な能力なんてあるはずないけど、ちょっと憧れるなぁ。

夏にピッタリな映画だと思いますよ(^^)
もう二年くらい前のことなので、完全に忘れられているとは思いますが(汗)
これからまた何とか続きを書いてみたいと思います。

       DESTROYER〜破壊する者〜
  
      第二章 第七話「思惑」後編

あれから数時間が経った。
香織は月明かりが照らす病院のベッドの上でうなだれていた。
外で聞いた八草の話はとても残酷で、また目を逸らすことのできない事実ばかりであった。
そこで理解したことは、八草自身も香織と同じ境遇だということ、クラスの仲間を救い出せる可能性は自分たちにかかっているということだった。
しかし、今の香織にはそのどれもが残酷な現実でしかなかった。
結局は八草も香織が戦うことだけを望んでいる、ただそれだけ・・・。
そう思うと、胸が苦しくなった。

「私の学校生活ってなんだったのかな・・・。」

ふと、あの明るく無邪気に笑いあっていた日々を思い出した。
もう戻れない・・・そう思うだけで自然と涙がこぼれてしまう。

「でもここにいると決めたのは私・・・そう、他の誰でもない・・・」

自分にそう言い聞かせながら、自分自身を納得させていた。
香織は既に分かっていた。
自分にはもうどこにも逃げ場所などないことを。
しかし、ただ一言の言葉だけが香織の胸を温めていた。

―守ってやる―

その八草の一言だけが・・・。
今日、就活の不採用通知きました〜(汗
まぁ、こんなもんかなぁ。
一応一社は内定いただいてるけど、まだまだ納得できるまでは頑張るつもり。

でも、もう住宅系の営業は受けないかな。
たぶん自分には向いてなかったんじゃないかと思う。
それが分かっただけでも収穫かな。

まだまだ頑張らないと!

俺よりも頑張ってる人がいるから。
その人にも頑張って欲しい。
けど・・・あんまり無理はしないでほしいなとも思う。
体調崩してないかなぁ。。
来年、就職して一人暮らし始めて余裕できはじめたら、こっちに招待したいなぁ。
まぁ、今の自分じゃ夢のまた夢かぁ。

でも、いつかは実現させたい。
だから俺も頑張らなきゃな!
DREAMS COME TRUE
またね featuring ルフィ,ゾロ,ナミ,ウソップ,サンジ,チョッパー,ロビン,フランキー,ヒルルク,くれは
またね -CMJK REMIX-
CARNAVAL ~ すべての戦う人たちへ ~ - SINGLE VERSION-

今日はとても親しくしてる友人の東京出発の日。
何だか毎日が寂しくなるなぁ。
その人とは、宅飲みとか色々遊んだりして良い思い出がたくさんあります。
その友人からは二半のバイクを譲り受けました。

そのバイクを見る度に、前バイトしていた頃を思い出すし、バイトが終わった後で深夜0時過ぎなのも構わず、バイト仲間で語り合ってたことを思い出します。

今もすごく楽しいけど、あの頃も今と同じくらい楽しかった。
苦しくて嫌なこともバイト先であったけれども、あの時のバイト仲間がいてくれたから続けられたんじゃないかなぁって思う。

熊本で会うことはもうほとんどないんじゃないかと思ってます。
そりゃあ、地元が熊本とは正反対のところですから。
でも、向こうで余裕が出てきたらまた熊本にも遊びに来て欲しいです。
最近は本当になんかもの寂しいというか、浮かない日々でした。
一昨日会った時も一人しんみりしながら語ってました。

知り合って1年半色々な思い出が詰まってる充実な時間ばかり過ごせてたと思う。
本当に有難う。
東京でも自分らしさで頑張って!
落ち着いて余裕が出てきたら今度東京に会いにいこう。

iPod...

2008年3月4日 コンピュータ
iPod nano欲しいなぁ・・・・(笑)
早く使いやすい音楽プレーヤーに替えたい。
明日安くてあるといいなぁ。

最近

2008年3月2日
なんだか最近、デビルメクライ4というゲームにハマってます。
アクションゲームなんですが、普通に面白い。
しかもPS3なんですごく映像が綺麗という。
次世代機って凄いなぁと実感したゲームでした。

そいで昨日は友達と鍋会してました。
めっちゃ楽しかったです。
はちゃけ過ぎて夜はいつの間にか寝てしまってたという感じでした。
実に楽しかったなぁ。
また皆で集まって遊んだりしたいなとか思いました。

今週も飲み会の予定。
すんごく楽しみにしてます。

久々に

2008年2月29日 音楽
THE FACE
BoA
2008/02/27 ¥4,980
Sweet Impact
My Way,Your Way feat.WISE
be with you.
LOSE YOUR MIND feat. Yutaka Furukawa from DOPING PANDA
Girl In The Mirror
Happy Birthday
Diamond Heart
LOVE LETTER
BRAVE
ギャップにやられた!
Style
Smile again
Beautiful Flowers
Best Friend
Hey Boy, Hey Girl feat.BoA/SEAMO〈Bonus Track〉

久々にログインしようしたらパスワードとか忘れてた(笑)

明日このCDが届きます。
BoAのCDは何だかんだ2ndアルバムから買い続けてます。
一時期はあまり聴かなくなった時期もありましたが、それでもシングルCDは毎回借りていて(笑)

だけど、一昨年の春に発売されたシングルからまた本格的に聴き始めたという。
何だかんだ言って曲はすごくいいと思います。
昔程の勢いはもうありませんが、このままBoAらしい曲で突っ走ってほしいです。

また少しずつ更新したいと思いますので、よろしくお願いします!
島谷ひとみ 松本理恵 迫茂樹 茶谷将彦 川端良征 佐野聡
CD エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2007/06/06 ¥1,680

この曲すごくはまってまっす(^^)
曲がノリノリですし、何よりPVがいい。

島谷ひとみさんの作品では久しぶりに自分の中でいいなって思った。
PVは是非観てみてください!

アニマル浜口さんも出てて、島谷さんはOLで仕事しまくり踊りまくりでかなり楽しいです。

はるかぜが吹く

2007年3月8日 音楽
doa 徳永暁人 大田紳一郎 吉本大樹 CD GIZA
2006/12/06 ¥1,260
心のリズム飛び散るバタフライ
One Love
she’s gone

この曲はかなりイイですよ(^^)
有線でもかなり流されていて、やっとブレイクしてきたか!という感じです。この人たちの曲では「キャンドル」と「青い果実」
が好きです(^^)v

しかも、昨日が新曲の「はるかぜ」の発売日だったんっす(^o^)
今、ヘビロテ状態です。
しかもオリコンでもデイリー17位と、驚きました。
「心のリズム飛び散るバタフライ」もいいですが、「はるかぜ」も劣らないくらい名曲なので聴いてみて下さい!

早くアルバムが出て欲しい!!

アルバムといえば、今月はかなりのリリースラッシュですね(-_-;)ロードオブメジャーやミスチル、HOME MADE 家族、大塚愛や倖田來未、EXILEと・・・(汗)
気になるCDばかり発売になって楽しみです。
モンハンの狩りやドライブで活躍してくれそうです。

話題は変わりますが、春の風っていいですよね・・・心が癒されます。
早く暖かくなってサクラが咲いてほしいなと思う今日この頃でした。

Flavor Of Life

2007年3月5日 音楽
宇多田ヒカル Alexis Smith 冨田謙 CD 東芝EMI
2007/02/28 ¥1,100
Flavor Of Life
Flavor Of Life -Ballad Version-
Flavor Of Life (Original Karaoke)
Flavor Of Life -Ballad Version- (Original Karaoke)
Flavor Of Life -Antidote Mix- (CD Only Bonus Track)

この曲かなりいいと思います。
花より男子2は観てないですが、普通にいいと思う。
オリジナルバージョンは、Keep Tryin’を彷彿とさせて、バラードは昔の宇多田ヒカルを思い出します(^^)

今週はdoaの新曲とEXILEのアルバム発売!
めっちゃ楽しみです。

START or END ?

2007年2月11日 日常
MCU MCU feat.浜崎貴司 浜崎貴司 TAICHI MASTER CD BMG JAPAN 2006/11/22
nukumori
this song
サーフライダー(TAICHI MASTER 33FUNK MIX)

君がいるから自分がいる

自分がいるから君がいる

そんな関係があったらいいって思うのは何故だろう。

自分の気持ち分からない時はとにかく前へ進め・・・

それが答えなんだと感じた。

でも時には悩むことも大切。

それが分かっているから生きてるって苦しいのかもしれない。

でも明日を信じて進む事はきっと無駄じゃないから色々考えながら歩いていける・・・そう信じています。

byebye

2006年9月24日
何か変われる気がする。

甘ったれてた自分へ・・・byebye

変われる自分・・・頑張るんだ!

今から約二ヵ月後・・・

精神的に大きく成長した自分になってやる。

今まで迷惑を掛けてきた人たちへごめんなさい。。

見失ってた自分らしさ取り戻したから

この試練成長した自分になって乗り越えてやる!

久々に・・・

2006年9月7日 日常
一昨日で自動車学校も終了し、退屈な日々を送ってます(ぇ?

そんなわけでお久しぶりです!
何か車校に行っている間は、バイトと車校の往復であまり余裕はなかったのですが、終わってみると余裕がありすぎて何をすれば良いか逆に考えてしまいます(汗)

今日は夕方からバイトはあるのですが、一人ぷらぷらと出歩いてきました。また午後からもぷらぷらと地域散策に出かけるつもりです、もちろんチャリで(笑)

午前中は主にCDやら何やらをみて来て、気になっていた洋楽三枚を入手しました。
一枚目はパリス・ヒルトンの「パリス」
二枚目はビヨンセの「B’DAY」
三枚目は「Beautiful Songs」

この三枚です。この三枚は最近聴く機会があり、かなり気になっていたんです。まだ未開封ですが(汗)
洋楽のCDを買うのは初めてだったんですが、邦楽よりもかなり安いんですよね(汗)
邦楽のアルバムもこれぐらい安かったら、皆買うと思うんですが・・・。
これから聴いて、特にお気に入りの曲ができたらレビューできたら良いなって思います。
まず一番に聴きたいのはダニエルパウターの「Bad Day」ですね。

さて最近は色々進路のことやなにやらを深く考えておりまして、自動車学校に行って、めっちゃ尊敬できる先生と出会えて、段々と自分を見つめなおすことができたんです。
今までは良い子でいよう、皆に嫌われないようにって生きてきて・・・特に親の前では自分を抑えて過ごしてたんですね。
それはもう毎日がきつくて、精神的にぼろぼろでした。でも、両親はここ3〜4年の間に家庭環境が激変していって、自分よりもきつい生活を過ごしているんじゃないかって思って、反抗も全然していなかったんです。

就職も教師っていう目標はあったんです。でも教職課程を進めていく度に、何でこうなりたかったんだろうって考えるようになってたんです。そんな風に自分を見失った状態で夏休みに突入して、そんな事出来るだけ考えないようにって生活してたんです。
自分には、公務員や教師以外なれるものはないって・・・。

でも自動車学校に行き始めて、ある先生に出会ったんです。
その先生は、教えてくれたんです。
「今の自分にしか出来ないこと」
自分はその言葉を待っていたのかもしれない、何よりも自由が欲しかった。中学から高校まで、親や先生の目ばっかりを気にして、自分の本当にやりたいことを教師っていう職だけにしてしまってた。みんなに認めて欲しかった。いつも兄と比べられて、兄には得意なものがある。でも自分には何にもなかった、得意なものなんて。だから自分をまじめの位置に位置づけて、認めてほしいからこそ早く大人になりたいって、背伸びして過ごしてた。だから公務員になりたいって言ってたのかもしれない・・・。

先生と自分の素で話すことが出来て、今の自分を見つめなおすことができたんです。それから、色々と自分のこと考えていって、今やりたいこと、本当にやりたいことは何だって考えて、公務員でもなく高校や中学の教師でもない新しい目標を見つけたんです。

だから教職もけじめとして辞めますし、これからも今の自分に出来ることを考えて生きたいって思います。

たぶんここを見ることはないと思いますが、その先生に本当に心からの感謝の意を伝えたいです。
この夏は自分にとって、とても大切なものを見つけられたような気がします。

自分は父と同じ道を歩みたい

いつかは親父を越えられるように、同じ道を歩んで頑張りたいっていうのが、自分の目指す夢です。

何かすごい長文になってしまいすいませんでした!
大学の秋学期からは今までとは違う自分になれる気がします。
それでは・・・。

ガラナとラフ

2006年8月15日 音楽
スキマスイッチ CD BMG JAPAN
2006/08/16
¥1,575
1.ガラナ
2.スフィアの羽根
3.ピーカンブギ<instrumental>
4.ガラナ<backing track>

お久しぶりの更新になってしまって本当にすいません!
テストも終わり、やっと身辺も落ち着いてきたので、相変わらずですが、マイペースで更新していきたいと思います!

題名が「ガラナとラフ」ですが、ガラナというのがスキマの新曲で、ラフって言うのが映画のことです。
この前日本沈没を観に行ったのですが、映画の新作予告でラフの予告編が流れていたのですが、その時流れていた曲がこの曲で(確か・・・奏?のやつもあったはず)凄くよかったので、フルで早く聴きたい!
明日発売だけど、フラゲだと今日なので、かなり迷うところ(汗)
どうしようか考え中です(><)
こんな調子でこれからも更新していきたいと思います!
それでは、また更新する日まで!
        DESTROYER〜破壊する者〜
        第二章第七話「思惑」後編

八草は昔を思い出すような遠い目をし、自らの昔の傷をえぐる様な表情で語り始めた。
「俺がここに来たのは、お前と同じ高校二年生の時だ。
高校二年生の春に俺は、東京都で起きた[連続列車爆破事件]に巻き込まれたんだ。
お前も知っているだろう?この事件の事は。」

香織は静かに頷くと重い口を開け、語り始めた。

「確かその事件って、テロだったんですよね。
規模は極めて大きく、爆破された列車は10以上と聞きます。
そして死傷者1万人にも上ったって・・・」
八草は、香織の話をそこまで聞くと、首を横に振った。

「いや、2万人だ」

「に、二万人・・・・ですか?」

香織は唖然としていた。
確かに記憶は正しいはずだ、と何回も思い返した。
何故ならあの事件で自分の友の命を奪われ、何回も新聞を読み返したのだから・・・

「そう、二万人だ・・・新聞では一万人と情報操作されていたから、驚くのもしょうがない。
そして俺は・・・その隠された二万人の中の一人だったんだ。
事件が起きて、次目覚めた場所はここだった・・・だから、ほとんどお前たちとここまでの境遇は一緒だったんだ。」

・・・・・・周りには今まで感じたこともないような重い空気が流れ、それは自分の知っている世界の雰囲気なのかと疑うほどであった。明るく楽しい世界という理想郷が香織の頭の中で崩れゆき、香織は今までいた世界との離別を早急に迫られていた。

「それじゃあ、私たちには・・・もう戦うしか道はないって事ですか?!!」

夜の静寂と、公園という場に似合わないほどの重い空気は、香織の声で一気に吹き飛んだ。

「だって・・・私たちはこの前まで明るい明日を信じて、明日に希望を持って生きてきたんです!それが急に、私たちに戦え?生死が飛び交う戦場に行けと先生は言うんですか?!」

そう大声で必死に訴える香織の言葉を聞いて、八草は香織の方を一点に見つめた。

「そうだ・・・俺が歩んだ道をお前たちに強要するわけじゃない。
だが、香織という人間が香織として生きている理由を知るためにはそうしなければならないんだ。たとえ生きる場所が明るく希望に満ち溢れた場所ではなく、常に血が流れている場所であっても・・・」

「だって、自分で自分が怖いなんて思ったことは初めてなの・・・。
自分が何者なのかが全く分からなくて怖くて・・・竜や皆とまた会いたいって思うのに行動できないの・・・。」

そう言いながら香織は泣いていた・・・それはこの事件に巻き込まれた自分の境遇に対してなのか、自分の中に潜む何かに怯えていたのか・・・香織自身にも分からなかった。

「俺が守ってやるから安心しろ・・・。
お前は絶対に死なせない、もちろん美咲もだ。
また皆で笑い合える日が来るまで、お前たちを俺が守る!
だから・・・今は俺たちの所にいてくれ・・・頼む!」

八草は心の底から感じる懐古の情と現状の打破という二つの境界にいた。
どちらの感情からこの言葉を発したのかは分からない、しかし守りたいという気持ちは嘘偽りのないものだった。
八草の言葉を聞き、香織は見つめる八草の瞳に宿る強固な意志と愛情の心を感じ取り、遂に香織という人間の一生涯で最大の岐路に終止符を打った。

「先生がそこまで言ってくれるのなら、私は・・・・・・ここにいます。
美咲も分かってくれるはずです。先生のその想い・・・とても伝わってきました・・・。」

そう言うとそのままベンチから立ち上がり、だんだんと明らむ空を見上げた。
淡い朝日に照らされていくその顔は今までになく凛々しく、八草でさえ初めて見た顔であった。まっすぐに太陽が昇り始めている山々を見つめている香織の瞳には少女の面影がうっすらと残りつつも、一人の戦士として目覚め始めていた・・・。

唯一つの不思議な感覚・・・香織の中に芽生えた、既に消えてしまったはずのある懐古の情を残して・・・

                   続く・・・
今回も本当に稚拙な小説ですいません!!
誤字脱字は突っ込んでやってください(><)
第八話は近々更新予定です!
玉置成実 CD
ソニーミュージックエンタテインメント
2006/07/12 ¥3,059
Speciality -Inst.-
Result
IDentity
New World
Sunrize
CASTAWAY
No Way Back
Sanctuary
Get Wild
Reach For The Rainbow
MY WAY
Ready Steady Go!

うぅ、つい衝動買いしてしまいました(汗)
ちょうど髪切ってCD屋に行ったら・・・
限定盤の方があったので、迷いに迷った挙句買ってしまいました。最近の玉置さんの曲は前よりも質が落ちてるなって思ってて本当は買わないつもりが・・・。
「Sanctuary」、「MY WAY」、「CASTAWAY」が頭から離れなくなって(前の日にRealize,Believeを聴いててついでに聴いたら・・・)
買っちゃいました(笑)
ん〜、今アルバム聞いてますが、さんざん愚痴言ってたんですが、このアルバムの完成度の高さに脱帽です。
シングルは[Reason]が一番好きですが、アルバムはこれが一番になりそうです。

なんだかんだ言って玉置さんの曲は良かったです。
シングルで微妙って思ってたやつも、アルバムで通して聴くとかなりいい感じになりました。
しばらくはヘビロテな一枚になりそうです。

それでは・・・
分かってる

そう自分は分かっているんだ

この光がどこへ向かうのかなんて

だけどたまに見失う時もある

そんな時は胸の中で思うんだ

自分こそが光なんだって

そうして自分が希望に変わっていく

だから諦めないで

全てのものに絶望し何も見えなくなっても

君という光は消えていないのだから

だから前を見て進もう

希望が未来へと変わっていくその瞬間まで・・・
      

      DESTROYER〜破壊する者〜
  
      第二章 第七話「思惑」前編

その夜、香織は窓から射し込む月の光で目を覚ました。
昼に語られた真実に未だ疑心はあるものの、自分では想像することさえ出来ない大きな渦に巻き込まれてしまったということには気付いていた。

「私たちの居場所ってここにしかないのかな」

そんな疑問を香織は独り言として呟いていた。
そんなことばかり考えていた香織は病室という空間が嫌になり、外の風にでも当たろうと思い立った。
ゆっくりと体を起き上がらせ、体温で温まった布団の中から冷たい床の上に足を移動させた。足にはひんやりとした感覚を感じ、それと同時に今の自分たちのいる世界もこの床と同じ冷たく冷酷なものなのだと香織は体と心、両方で感じていた。

「絶望的ってこういうことかしらね」

今の香織には笑みのない皮肉を言うのが精一杯だった・・・。

香織は、昼に病室から眺めていた中庭へと来た。
そこには、多くの木があり、中央には子どもが遊ぶためなのか砂場とブランコが設置してあり、中庭というより自然に囲まれた公園というべきところだった。
また、大人も休憩できるようにベンチも設けてあった。

「あそこならゆっくり考えられそうね」

そう香織は呟きながらベンチの方へ歩いて行った。
そうして木の一番近くに設置されたベンチに座ると、夜空に赤く輝く紅月を眺めながら
ため息をついた。

「私の居場所ってここにしかないのかなぁ」

そう思い悩みながら考え込んでいた。

「いっその事協力すれば、何かが変わっていいと思うんだけ
ど・・・」

「ん?・・・いいと思う?」

「そういいと思うの・・・って!」

その言葉を言うなり後ろを振り返ると、深刻そうな顔で立っている八草の姿があった。その顔は香織が通っていた学校でも見せたことのないような表情であった。

「な・・・何でここに?」

「それはだな・・・つまり、お前の事が心配でな」

そう言うと八草は香織の隣に座った。
しかし、香織は昼の出来事もあり、八草の顔を見れずにそっぽを向いた。

「お前がそう悩むのは無理もない」

そっぽを向いた香織だったが、突然の気遣いの言葉に香織は驚きを隠せず、八草の方へ顔を向けた。
八草は待っていましたとばかりに香織の顔に微笑み、語り始めた。
「やっと、顔を見せてくれたな。これで話せるというものだ。
俺もお前ぐらいの歳、というか7〜8歳ぐらいしか離れていないが、そういう事を考えていたものだ。私も人間兵器のようなものだからな。」

香織は人間兵器という言葉に冷たさと痛みとを感じると共に、八草も自分と同じなのかという疑問に突き当たった。

「先生も・・・私と同じなんですか?」

香織は無意識のうちにそう尋ねていた・・・

                    後編へ続く・・・

今回も稚拙な小説ですいません!!
誤字脱字は突っ込んでやってください(><)
後編は近々更新予定です!

それでは、また更新する日まで!

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