今回はちゃんと日にち守って更新しました!(てか、そこ自慢するところか?(笑)今回は前回の続きになる訳ですが、物語は第一章の最終局面に突入です!あと、五話が終われば、第二章に突入です!第二章はまた第一章とは違う面の香織を書いていけたらいいなって思ってます。話は変わりますが、いよいよ花見の季節になってきましたね!しかーし!自分の家の近くの公園の桜はまだまだ満開にはほど遠いですね(汗)早く咲いてくれないかなぁ。明日は高校の退任式、親しい先生がいなくなるのは寂しいですね。明日は全校生徒の前でお礼の言葉だから、緊張するなぁ。そういえば、SEEDの総集編こっちであってなかったなぁ(汗)それでは、かなり話ズレましたが(笑)第四話の後編にいきます!それでは、また更新する日まで!(もし間違いがあったら心の中でつっこんでやって下さい)

DESTROYER〜破壊する者〜
   第一章 「発現」 第四話「襲撃」後編

<現在>
震えていた香織はやっとここから脱出しようと気力が湧き、立ち上がった。そして香織が今いる瓦礫だらけの教室の周囲を見回すと自分たち以外は皆倒れて、身動きさえもしていないことに気がついた。香織の目は自然とその中から竜を探していたがそこに竜の姿はなかった。
「竜がいない?あいつ何処に行ったんだろう?生きていればいいけど」
そう言う香織の頭に最悪の状況が駆け巡った、やはり竜のことが心配なのだ。香織は不安と心配の入り混じった顔でこう言った。
「あいつなら大丈夫だとは思うけど・・・やっぱ心配だわ。だけど、私たちもここから出なくちゃいけないし、ここは竜が生きていることを信じて・・・いや絶対に生きているから私たちも生きてここからでないと!」
少し涙目になりながらも、意地を張って泣くのをグッと堪えた。そして隣で震えている美咲に、決意に満ちた表情でこう言った。
「さぁ行こう!ここから生きて出るのよ!」
そう香織に言われて、美咲が恐怖で重くなった身をよろよろと起き上がらせて、少し戸惑った表情でこう言った。
「そ、そうね。ここで座っていても何も変わらないし・・・。怖いけど、頑張ってここから、生きて出よう・・・」
そう言い終ると二人とも顔を見合わせ、無言で頷きあいガラスやコンクリートが散らばっている教室を歩き始めた。そして香織が少し考える様子を見せ、美咲にこう言った。
「ここからなら、非常階段から一気に下に降りたほうが良さそうね。」
そう美咲に言い、扉のない教室の入り口から廊下に出た瞬間自分のすぐ右下の廊下の床に火花と共に銃弾が打ちつけられた。そして、香織が恐る恐るゆっくりと、銃弾が飛んできた方向に目を向けると、そこには遠くから自分に銃口を向ける一人の兵士の姿があった。
その姿をみた瞬間、香織は確信した。理由は分からないが、この学校は何者かに襲撃されたということを・・・・・・。

               第五話「発現」に続く・・・・。

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