今回は更新早いです!物語DESTROYER〜破壊する者〜
2004年2月5日 趣味今回は何故かは分からないですが、更新はやいです(笑)今回も物語の続きを書きます!ついに第一章の終わりに近づき急展開です!
今回の舞台は香織の夢の世界です!この頃はインフルエンザがはやっていますが、インフルエンザに負けないように頑張っていきましょう!それでは、物語をどうぞ!今回も間違いがあったら心の中でつっこんで下さい!(笑)
第一章「発現」 第三話 「夢」
香織は自分の心臓の音を聞いていた。ドクッドクッと脈打つのが自分が分かるのである。その音が気持ち悪くなった香織は必死に起き上がろうとするができなかった。まるで何かに縛り付けられたように体が動かないのだ、そんな状況に香織は困惑していた。辺りは真っ暗で何も見えない、聞こえるのは自分の心臓の脈打つ音と水か何かが水溜りに落ちる音だけである。その水の音に気付き、香織は心の中で不思議に思った。
しかし、その音に気付いた途端に香織は深い闇に落ちていく気がした、そう深い深い闇という海に。
次に気付いた場所は自分の家のベッドでもなく辺りが真っ暗なところでもないしとしとと雨が降る公園だった。香織は公園の地面に大の字になって仰向けになって寝ていた。
「また、ここなの?またアイツがいるの?」
香織は困惑の表情をあらわにした。雨の冷たい感触が額に感じ、手と足には水で濡れた土の冷たい感触が肌から神経を通り感じる。それは夢なのだが、まさしく現実そのものだった。香織は重々しくからだを起き上がらせた時に自分が制服であることにようやく気付いたのだったのだが、香織はそんな事は一切気にしなかった。香織自身何故ここに居るのかは分からなかったが、行く場所は分かっていた。そして苦々しくこう言った。
「分かったわよ、私がここに来たからにはあんたに会えばいいんでしょう?」
誰に言うのでもない呟きは雨の音でかき消されていった。
雨の中を濡れながらも歩いていく香織は一つだけ分かったことあった。それは、アイツに呼ばれている理由である。ここに呼ばれた理由は自分に何かをどうしても言わなければならないことがあること、あるいは自分自身に何かが起こるということである。そんな事を考えていると、ついに目的地に着いたのだった、当然そこには香織を呼んだ張本人もいた。そして、今日のその張本人の顔には笑いという表情はなかった、あるのは真剣な表情だけだった。そいつは愛用のブランコから降りて、香織に近づきこう言った。
「あなたはもうすでにここに来た理由は分かっているのでしょう?それなら、話は早いわ私はあなたの中の香織、それにはもう気付いているのでしょう?」
その言葉に香織は動じなかった。そう、それは香織の予想した範囲であったからである。そんなこと言われても平気よという自信満々な顔つきでソイツに言った。
「そんなことはとっくに分かっているわ。私が聞きたいのは、私の身に何が起きているのかっていうことよ。」
そう香織がソイツに言うと、ソイツはさっきとは全く別の顔つき、不敵な笑みを浮かべてこう言った。
「ふふ、それはあなたが想像している以上のことよ。私にも未来までは分からないわ、だけどあなたに言えることは気をつけなさいということだけよ。」
そう言われると、香織はさすがに動揺した顔でこう叫んだ。
「気をつけなさいってどういう意味よ!」
しかし、そう叫んだ瞬間に香織は物凄い頭痛に襲われた。今までに体験したこともないような痛みで、香織は痛みをこらえるために歯を食いしばった。しかし、香織の意識は痛みとともにだんだんと闇に捕らわれてった。そんな、香織の意識が薄れていく中、ソイツは背筋も凍るくらいのゾッとする笑いを浮かべこう言った。
「それは、あなたが人間ではあるけれども、人間ではなくなるということよ。分かった?まぁせいぜい私のために頑張って頂戴よ。それと、この体もあまり傷つけないようにね。」
そこまで、聞くと完全に香織の意識はなくなった。
そして、次に気付いた場所は今度こそ自分のいる現実の世界だった。香織はベッドから上半身だけを起き上がらせ、自分が聞いたことが聞いてはいけないような気がした。それから、香織は青ざめた顔でこう言った。
「アイツが言ってたことは何だったの?何が起きるっていうの。」
まだ状況がつかめぬ香織をよそに日は昇り始め、ついに運命の日が始まろうとしていた。
そして、もう一人の香織のいる世界は崩れ始めていた。しかし、もう一人の香織は笑いながらこう叫んだ。
「あはは!もう少しよ、もう少しでここからさよならできるわ!やっと、目覚めることができる!しかも、新しい体も手に入れられる!嬉しいわ、最高に嬉しいわ!早く目覚めなさい、水無月香織!」
そう言うと、もう一人の香織は笑いながら周りが崩れていく中虚空に消えていった。
第四話の題名は襲撃でいきます!それでは今日のがっちでした!
今回の舞台は香織の夢の世界です!この頃はインフルエンザがはやっていますが、インフルエンザに負けないように頑張っていきましょう!それでは、物語をどうぞ!今回も間違いがあったら心の中でつっこんで下さい!(笑)
第一章「発現」 第三話 「夢」
香織は自分の心臓の音を聞いていた。ドクッドクッと脈打つのが自分が分かるのである。その音が気持ち悪くなった香織は必死に起き上がろうとするができなかった。まるで何かに縛り付けられたように体が動かないのだ、そんな状況に香織は困惑していた。辺りは真っ暗で何も見えない、聞こえるのは自分の心臓の脈打つ音と水か何かが水溜りに落ちる音だけである。その水の音に気付き、香織は心の中で不思議に思った。
しかし、その音に気付いた途端に香織は深い闇に落ちていく気がした、そう深い深い闇という海に。
次に気付いた場所は自分の家のベッドでもなく辺りが真っ暗なところでもないしとしとと雨が降る公園だった。香織は公園の地面に大の字になって仰向けになって寝ていた。
「また、ここなの?またアイツがいるの?」
香織は困惑の表情をあらわにした。雨の冷たい感触が額に感じ、手と足には水で濡れた土の冷たい感触が肌から神経を通り感じる。それは夢なのだが、まさしく現実そのものだった。香織は重々しくからだを起き上がらせた時に自分が制服であることにようやく気付いたのだったのだが、香織はそんな事は一切気にしなかった。香織自身何故ここに居るのかは分からなかったが、行く場所は分かっていた。そして苦々しくこう言った。
「分かったわよ、私がここに来たからにはあんたに会えばいいんでしょう?」
誰に言うのでもない呟きは雨の音でかき消されていった。
雨の中を濡れながらも歩いていく香織は一つだけ分かったことあった。それは、アイツに呼ばれている理由である。ここに呼ばれた理由は自分に何かをどうしても言わなければならないことがあること、あるいは自分自身に何かが起こるということである。そんな事を考えていると、ついに目的地に着いたのだった、当然そこには香織を呼んだ張本人もいた。そして、今日のその張本人の顔には笑いという表情はなかった、あるのは真剣な表情だけだった。そいつは愛用のブランコから降りて、香織に近づきこう言った。
「あなたはもうすでにここに来た理由は分かっているのでしょう?それなら、話は早いわ私はあなたの中の香織、それにはもう気付いているのでしょう?」
その言葉に香織は動じなかった。そう、それは香織の予想した範囲であったからである。そんなこと言われても平気よという自信満々な顔つきでソイツに言った。
「そんなことはとっくに分かっているわ。私が聞きたいのは、私の身に何が起きているのかっていうことよ。」
そう香織がソイツに言うと、ソイツはさっきとは全く別の顔つき、不敵な笑みを浮かべてこう言った。
「ふふ、それはあなたが想像している以上のことよ。私にも未来までは分からないわ、だけどあなたに言えることは気をつけなさいということだけよ。」
そう言われると、香織はさすがに動揺した顔でこう叫んだ。
「気をつけなさいってどういう意味よ!」
しかし、そう叫んだ瞬間に香織は物凄い頭痛に襲われた。今までに体験したこともないような痛みで、香織は痛みをこらえるために歯を食いしばった。しかし、香織の意識は痛みとともにだんだんと闇に捕らわれてった。そんな、香織の意識が薄れていく中、ソイツは背筋も凍るくらいのゾッとする笑いを浮かべこう言った。
「それは、あなたが人間ではあるけれども、人間ではなくなるということよ。分かった?まぁせいぜい私のために頑張って頂戴よ。それと、この体もあまり傷つけないようにね。」
そこまで、聞くと完全に香織の意識はなくなった。
そして、次に気付いた場所は今度こそ自分のいる現実の世界だった。香織はベッドから上半身だけを起き上がらせ、自分が聞いたことが聞いてはいけないような気がした。それから、香織は青ざめた顔でこう言った。
「アイツが言ってたことは何だったの?何が起きるっていうの。」
まだ状況がつかめぬ香織をよそに日は昇り始め、ついに運命の日が始まろうとしていた。
そして、もう一人の香織のいる世界は崩れ始めていた。しかし、もう一人の香織は笑いながらこう叫んだ。
「あはは!もう少しよ、もう少しでここからさよならできるわ!やっと、目覚めることができる!しかも、新しい体も手に入れられる!嬉しいわ、最高に嬉しいわ!早く目覚めなさい、水無月香織!」
そう言うと、もう一人の香織は笑いながら周りが崩れていく中虚空に消えていった。
第四話の題名は襲撃でいきます!それでは今日のがっちでした!
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